2009年12月議会 討論

市民派ネット 中西とも子

○反対討論

◎一般職の職員の給与に関する条例等改正の件について

通告外ではありますが、第122号議案 箕面市一般職の職員の給与に関する条例等改正の件につきまして、反対の立場で討論に参加させていただきます。

この122号議案は、人事院勧告を尊重し、一般職職員の給料月額と住居手当、期末・勤勉手当の支給率、および特別職職員の給料月額と期末手当の支給率、そして市会議員の期末手当の支給率について改定するという内容になっています。

大きな反対理由として、議員の月額報酬については、議員提出議案という形で改正案を提案しているのに対し、同じく期末手当については理事者提案に委ねるという議会の没主体的なあり方に矛盾と疑問を感じる点です。

箕面市の財政状況を考慮したなかで、議員が主体的に合理性のある自らの報酬のあり方を精査し、「議員提出議案」として提案すべきであると考えます。

また、職員の年収は年々減少傾向にあり、モチベーションを高めるための方策について、見通しが立っていないという状況下で、年収カットを行うことが、市役所機能の低下をもたらすのではないか、という点です。職員の給料をただ下げるだけでは、職員のやる気や力を十分に引き出すことには繋がりません。人事考課のありかたや、全体的な給与体系の見直しなどとセットで提案されるべきであると考えます。

以上、大変簡単ですが私の反対討論といたします。


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